Power BIで地図上に移動ルートを表示できるビジュアルの検証

こんにちは、蔵です。

今回はPower BIの地図ビジュアルに移動ルートを可視化してみましたので、

その検証結果の共有です。

それでは早速検証していきたいと思います。

 

You Tubeに動画版の検証結果上げましたので合わせて参考にしてみて下さい。

https://youtu.be/RB6RDXyK5Ww

 

利用ビジュアル

利用したビジュアルはこちらです。

 

こちらのWeiwei Cuiという提供先、よく見ますね。

昔紹介したヒートマップを表示できるビジュアルの提供元もこちらでした。

 

結構使い勝手がいいビジュアルで個人的には好きなのですが、

残念ながら「Power BI Certified」の公認マークは付いていません。

 

ですので、趣味レベルのビジュアルならいいですが、

個人情報等を含んだ機密性の高い情報のインプットには注意が必要かもしれません。

 

 

データインプット

必須項目は下記の3つです。

 

・TimeStamp:時間情報

→移動の発着時間のイメージです

 

・Latitude/Longtitude:緯度経度

→発着地点の緯度経度です

 

ということで、通常有料サービスなので想定通りですが、

住所から地点を検索できるジオコーディング機能は付いてないようです。

ここは別途緯度経度を出していく必要がありそうです。

 

 

テストデータ

下図のようにテストデータを作ってみました。

 

こちらのデータをビジュアルにインプットした結果です。

 

 

移動ルートはやはり緯度経度に基づいて直線で表示されますね。

ここで道路情報に基づいて実際の走行ルートとかを表示してくれるといいのですが、さすがにそこまでの機能はないようです。

 

 

続いて設定については、細かく設定できそうです。

ビジュアルの設定の中のGlyphsで、発着地のアイコンの設定ができます。

 

 

アイコンを飛行機に変えるとこんな感じです。

 

カーナビ等からもう少し細かいレベルの稼働データや走行データが取れれば、

より精度は上がっていきそうですね。

 

ちなみにこの線の色分けについては、設定のColorから変更できます。

色分けを識別できるデータさえそろえば、カテゴリ毎で色分けができそうです。

小規模の物流会社が自社のトラックの走行ルートをルート別で可視化したい場合には便利ですね。

 

ちなみにスライサー等の他フィルター系ビジュアルを使うことで、

下図のように特定のルートにフィルターかけられます。

フィルタをかけると、該当地点に自動ズームしてくれるのですが、これは使い勝手がいいですね。

 

補助的なビジュアルとしては有効活用できそうですね。

以上。

 

 

ソフ蔵

ソフ蔵

IT企業でデータ分析や分析基盤構築に携わってます。
主にPower BIの使い方やデータ分析のノウハウを伝えてます。
データを使って世の中やビジネスを可視化したり、データ駆動型の組織作りの支援をしています。

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