Power BIで割り算する方法を画像付きで解説

Power BIで割り算を実現する方法は大きく2つの方法があります。

それぞれのDAX関数の書き方について簡単に解説します。

 

Divide関数を使う

1つ目の手法はDivide関数を使う手法です。

例えば下図の2019年と2020年の人口データを使って、2020年÷2019年で人口の増加分の割合を計算したい場合を想定します。

 

この場合Divide関数で下記のような関数を記述します。

割り算_V2 = 
DIVIDE('都道府県'[2020年],'都道府県'[2019年])

Divideの後のカッコの中で、最初に来る列名が分子(例では2020年の値)、そしてカンマの次に来るのが分母となる列名です(例では2019年)。

 

記号「/」を使う

続いて、「/」を使う方法です。

Divide関数では、どっちが分母か分子かたまに混同してしまうのですが、

この方法なら計算式が見たまんまで分かりやすく、Power BIで割り算をする最もシンプルな方法と言えます。

 

下記のように関数を記述します。

割り算 = 
'都道府県'[2020年]/'都道府県'[2019年]

結果を確認してみます。

「割り算」と「割り算_V2」いずれも同じ値になることが確認できますね。

 

ちなみに補足ですが、この除算した値をパーセント表記したい場合は、

メニューの中にある「列ツール」をクリックして、赤丸部の「%」をクリックしてください。

 

以上です。

本サイト運営:ソフゾウ

本サイト運営:ソフゾウ

Power BIの使い方やデータ分析のノウハウを伝えております。
データを使って世の中やビジネスを可視化したり、データ分析基盤作りの支援をしています。
過去ソフトウェア企業でBI構築に携わっていました。現在は小売企業でデータ分析や基盤構築に携わっています。

サービス・メニュー

ソフゾウでは、Power BIを効率的に実装しビジネスで活用できるようサービスも提供しています!
実践的なデータ活用を目指し、初心者向けの基礎講座から、ダッシュボードの設計・運用支援まで幅広く対応させて頂きます。
レポートの事例も紹介しておりますので、ご興味ありましたら、ご相談下さい。 

 

 

twitteryoutubemail

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Scroll to Top