Power BIで値の件数をカウントする方法

Powe BIに読み込んだデータの件数を確認する方法は大きく2通りの方法があります。

1つ目が全件数をカウントする方法。

そしてもう一方がユニークな数(重複分は1件としてカウントする)をカウントする方法です。

 

今回の記事では、この2つの方法について紹介していきたいと思います。

 

なおYou Tubeの方でも注意事項と共に解説していますので参考にしてみてください。

 

全件数をカウントするCount関数

まずはデータの全件数をカウントする方法ですが、これは「Count」という関数を使って進めます。

※参考:Microsoftの公式サイト

 

例えば下図のような売上実績データがあったとします。

「顧客」の列が売上があった顧客名で、「売上」の列が売上金額です。

このケースで、売上件数(何件の売上があったのか?)を表示していきます。

実務では「出荷数」という形でレポートに表示することもあり、簡単な関数ですが、比較的利用機会が多い関数の一つだと思います。

 

関数としては、Count関数を使って下記のように記述します。

 

全件数 = 
COUNT(Sheet1[売上])

 

Countの後は()でカウントしたい列名を選択するだけです。

 

Excelでも同じようにカウントを使って件数を数えられますが、Excelの場合はセル範囲を指定していきます。

Power BIでは列名を指定して件数を数えていく点が異なりますね。

 

 

ユニーク件数をカウントするDistinctCount関数

続いて、ユニークな値をカウントする(重複していない件数を数える)方法ですが、

こちらはDisinct関数を使うのが最も簡単です。

 

今回のケースでは、顧客名のユニークな数をカウントしていきます。

これは例えば売上実績データから、自社の顧客数を数えるといったケースでよく使う関数の一つです。

 

関数としては、下記のように記述します。

全件数 = 
DISTINCTCOUNT(Sheet1[売上])

こちらもCount関数と同様に、DistinctCountと記述した後に()で件数をカウントしたい列名を指定するという流れです。

 

それぞれの結果をレポートビジュアルのカードを使って確認してみます。

 

以上です。

参考にしてみてください。

 

 

 

ソフ蔵

ソフ蔵

IT企業でデータ分析や分析基盤構築に携わってます。
主にPower BIの使い方やデータ分析のノウハウを伝えてます。
データを使って世の中やビジネスを可視化したり、データ駆動型の組織作りの支援をしています。

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