Power BIのサンキーチャートで輸出入情報を分析
こんにちは。
今回はPower BIでサプライチェーンの分析を行うのに有効なツール「サンキーチャート」を紹介したいと思います。
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インプット
というわけで、下図は財務省貿易局が公表している日本の国別輸出入データです。
A列:輸出元
B列:輸出先
C列:金額
ってな感じです。
なお今回の分析対象国数は37か国あります。
ちょっと国の数が多すぎるので、ある程度上位数国等にデータを絞った方がいい気もしますが、
それはPower BI側Rank関数等を使えば出来ますので、取り合えずPower BIのインプットデータとして使っていきたいと思います。
ビジュアライズ
データが無事にインポートできたので、続いてはビジュアル化です。
今回使うビジュアルは「サンキーダイアグラム」!
輸出元/輸出先、配送元/配送先などの物流分析で使える感じのやつです。
検索バーに「Sankey」と検索すれば出てきます。
これの左側です。
ということで、ビジュアライズしていきます。
ソースに「輸出元」のフィールド、
宛先に「輸出先」のフィールド、
重要に「貿易額」、
をそれぞれドラッグ&ドロップします。
後は日本が輸出元となるビジュアルを作れば完了です。
補足
今回は輸出と輸入で別々で作りましたが、自社のサプライチェーンなんかを分析する時は、
原材料:中国 → 加工:アフリカ → 最終地点:インドみたいな感じでも作れます(下図参照)。
以上です。
では!
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