Power BI レポートサイズの変更方法
Power BIレポートの展開方法は様々あります。
単純にPower BI Cloudからレポートを共有する方法や、スケジューラーを設定して定期的にメール配信したり、PDFやPPTファイルにエクスポートしてメールで展開したり、時には紙媒体で印刷して利用したり等、レポートの活用シーン毎で適切な方法を選択するのが多いかと思います。
そしてその上で重要になるのが、各共有方法に応じたレポートのサイズ調整です。
特にレポートを紙に印刷する場合、レポートサイズを16:9なんかで作ってしまうと、A4用紙に印刷した時は無駄な余白が出来てしまい見映えが悪くなります。
そこで、今回はレポートをA4サイズに印刷することを想定し、レポートのサイズをA4サイズに変更する方法について説明したいと思います。
●レポートサイズの変更方法
変更方法自体は難しくないです。
ただ完成したレポートのサイズを変更すると、若干レイアウトが崩れるので、サイズを変更した後にレイアウトを調整することが必要な場合があります。
ですので、出来ればレポートを作成する前の段階から事前にサイズを決めておくと効率が良くなります。
1.書式
Power BI Desktopで対象のレポートを開き「書式」をクリックします。
2.ページサイズ
ページサイズのタブをクリックします。
3.型の変更
ページサイズの配下の「型」からサイズ変更を進めます。
デフォルトの状態では16:9の設定になっているのが分かります。
4.カスタムをクリック
「型」の中にA4サイズの比率のものがないので、カスタムを選択し、ピクセルを指定する方法で設定していきます。
5.ピクセルの変更
A4の縦横比率は、約1:1.415なので、この比率となるよう幅・高さの長さのいずれかを変更します。
今回は幅を1280で固定して、高さを904に調整しました。
16:9のレポートと比べると、A4サイズは高さで余白が出て来てしまいます。
ここの余白を埋めるためにレイアウトを調整する必要があるので、可能ならレポートを作成する前の段階から調整できるといいですね。
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