Power BIで左右から指定数の文字を抜き取り列を追加する方法

こんにちは、あるいは、こんばんは。

 

Power BIに限らず、Excelなんかでデータを扱う際、

・左から指定した文字数分を取り出したい!

・右から指定した文字数分を取り出したい!!

・真ん中の指定した文字数分を取り出したい!!!

といったこと、よくありませんか?

 

例えば、下記のような住所データがあった場合、

都道府県の情報だけ抜き取りたい場合、ExcelではLeft関数で一発ですね。

右ならRight関数ですし、

文字列の中間から幾つか抜き出したいならMid関数です。

 

この文字を取り出す系の関数ですが、

Power BIにも同様の機能を持っています。

 

Power BIに取り込んだデータの加工が必要な時は使ってみましょう!

 

1.左から指定した文字数持ってくる

ということで、下図が先程の住所データをPower BIに取り込んだところです。

 

テーブルツールが選択された状態で、右上の「新しい列」を選択し、

新しい列を追加します。

 

関数は下図の通り、Excelとほぼ同じです。

違いとしては、Excelの場合はセルを指定しますが、Power BIの場合はフィールドを指定します。

今回のケースでは、住所(ランダム)の列を指定しています。

このLeft関数はよく使います。

IF文と組み合わせて、左に特定の文字を含む場合は特定の文字を列に入力するといった応用もできます。

 

2.右から指定した文字数持ってくる

右から指定した文字数を持ってくる場合は、Right関数を使います。

 

下図では5文字抜き取ってきています。

左に比べて、右から文字を抜き取るケースは少ないかもしれないですが、

覚えておいて損はないですね。

 

3.真ん中の指定した文字数持ってくる

最後は文字列の真ん中の指定した文字数を持ってくるケースです。

下図のようにMid関数を使って抜き出します。

 

引数は3つです。

1つ目の引数は取り出しの対象列。今回は住所(ランダム)の列を指定しています。

2つ目の引数は開始地点です。今回は左から4番目以降を取り出したいので、4。

3つ目の引数は取り出したい文字数です。今回は5文字取り出したいので、5。

 

 

 

ということで、今回はRight関数、Left関数、Mid関数の使い方でした。

関数の作り方はExcelの場合とほぼ同じなので、Excelで慣れている人は難しくないと思いますが共有です。

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