Power BIでサクッとデータ型を変換する方法

Power BIは、デフォルトの状態だと、データインポートと同時にデータ型を自動で検出してくれます。

一方、思った通りのデータ型が設定されなかったり、あえてマニュアルでデータ型を設定したいケースも存在します。

ということで、Power BIの中でデータ型を変換する方法を共有します。

 

レポート画面で変換する

まずはPower BIを起動した時に立ち上がるレポート画面での変換方法です。

これが最も定番で簡単な手法だと思います。

 

Power BIにデータをインポートすると右側のフィールドにデータがカラム毎で表示されます。

このフィールドの中から、変換したいデータ列を選択します。

 

そして「列ツール」の中にある「データ型」のタブから変換したいデータ型を選択します。

 

今回のケースでは、テキスト(文字列)のデータを整数のデータに変換していきたいと思います。

 

注意画面が出てきます。

データ型を変えると、そのデータ型にマッチしないデータは消えてしまう可能性があります。

完了。

 

 

Power Queryで変換する

データ型は、Power Queryエディターでも変換可能です。

サクッと変換したいなら、下図の手法がおすすめです。

 

ホームの中にあるデータの変換をクリックして、Power Queryエディターを起動する。

 

変換したい列の列名の左にある記号をクリックして、データ型を指定すれば変換できます。

 

複数の列をまとめて変換したい場合

複数の列のデータ型をまとめて変換したい場合も、Power Queryエディターから進めます。

 

ということで、まずは上の手法でPower Queryエディターを起動します。

その後、変更したい列を複数選択します。

※CTRLやSHIFTボタンを押しながら選択します。

 

下の例では、2列選択しています。

 

データ型を変更します。

 

変換完了。

 

※このやり方は下記の動画でも解説しています。

 

以上です。

初級者向けの内容ですが、Power BIでグラフやチャートを作る上では必須の知識ですね。

参考にしてみて下さい。

 

それでは、また!!

 

 

ソフ蔵

ソフ蔵

Power BIの使い方やデータ分析のノウハウを伝えております。
データを使って世の中やビジネスを可視化したり、データ分析基盤作りの支援をしています。
本業はITソフトウェア企業でデータ分析や分析基盤の構築に携わっています。

You Tubeの最新動画!!

Power BI・データ分析を学習しよう!!

Power BIレポートのショーケースも一部公開しております。

Power BIショーケースサイト

ココナラ

またPower BIの入門記事・記事をピックアップしましたので、こちらも参考にしてみて下さい

▶Power BIとは? 記事版 / 動画版(Power BIの概要を3分で解説!)

▶Power BIのメリット・デメリット 記事版 / 動画版

Power BI初級者向けに対面・オンライン形式でのハンズオントレーニング始めました!
これからPower BIを学び始めたい方、ご検討下さい。

住所情報の可視化やジオコーディング(緯度経度、拠点間距離算出等)のトレーニングも開催しています。
下記よりご確認下さい。

 

 

twitteryoutubemail

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Scroll to Top