Excelで横のデータを縦にサクッと変換する方法 ピボット解除のすすめ
下図はデモ用に作成した、企業毎(A社~C社)の月別売上高です。
レポートやグラフなどを作るためには、あまり向いていないデータ構造です。
Power BIでもこうしたデータはなかなか扱いずらい。。。
そこで、これを下図のように、
横のカラムに使われている「月」のデータを、縦1列にまとめられるようデータを変形させたいと思います。
英語ではUnpivot(アンピボット)というそうです。
確かにExcelでピボットを使えば、この逆のことが実現できるので、そのピボットを解除していくというニュアンスっぽいですね。
なるほど。。
手順
ということで、手順としては下記となります。
1.変形したいテーブルの範囲を指定する(データ>テーブルから)
2.Power Query起動
3.データを変換する(ピボット解除)
順を追って説明します。
※ちな、動画モードも一応ありますので、画面の動きを見たい人は動画版も参考にしながら読み進めて下さい。
1.テーブル範囲を指定する
Excelを開き、データタブをクリックし、下図赤丸のテーブルからを選択します。
変形させたいデータの範囲を指定します。
下図の場合は、A列1行目~E列4行目です。
2.Power Query
OKをクリックすると、下図のような画面が立ち上がります。
急に新しい画面が出てきて、びっくりしますよね。
でもこれ、これがPower Queryというのですが、結構便利なのですよね(知っている人は偉そうに言ってすみません…)。
3.データを変換する(ピボット解除)
今回変形させたい横のデータ、この場合は1月~4月までのカラムを選択します。
1月を選択した状態でShiftボタンを押して、4月をクリックすれば選択できます。
「変換」タブの、赤丸部「列のピボット解除」をクリックします。
下図のようにサクッと変換が完了しています。
(べ、便利!!ちなみに他にも色々データ加工機能持っているのです)
閉じて読み込むボタンをクリックします。
完了です!!
Power Query恐るべしですよ。
これまでは関数を書いてゴリゴリやってた作業が、Power Query使えば結構サクッと完結する作業も結構あります。
以上、ありがとうございました。
それでは、またっ!!
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