Power BIで2地点間のネットワークフローを可視化する方法

Power BIの中で2地点間のネットワークの動きを表現する方法を紹介させて頂きます。

例えば、自社倉庫から顧客先への配送ルート、工場やサプライヤーと倉庫間のモノの動き等を地図上で可視化したい場合です。

 

 

▶今回利用したビジュアル

今回利用させて頂いたビジュアルは「Flow Map」です。

Power BIのマケプレ(AppSource)で「Flow Map」で検索すれば出てきます。

 

他にも地図系のビジュアルは色々ありますが、こちらは2拠点間のネットワークの動きを地図上に可視化できるのが大きな利点です。

ただPower BI公認のビジュアル(PBI Certified)ではないので、その点は認識の上、機密情報はマスキングするなどの対応は念のため必要かもしれないです。

また地図への表示に時間がかかるので、少しスペックの高めのPCで動作させることがおすすめです。

 

 

▶必要なデータ

このビジュアルで必要なデータは下記です。

 

・発地データ(住所or緯度経度)

・着地データ(住所or緯度経度)

 

それでは早速データをインポートしていきたいと思います。

 

下記にYou Tube動画でも使っているデモデータをアップさせていただきましたので、試してみてください。

Network_Flow

 

 

▶可視化する

それでは実際に可視化していく手順です。

今回は発地:東京都庁、着地:各都道府県の県庁所在地で進めてみます。

 

Originのところに発地の住所を入力し、Destinationのところに着地の住所をドラッグ&ドロップします。

すると、下図のようにネットワークが出来上がります。

各ネットワークの太さを調整したい場合(売上高などで太さを分ける)、Widthのところに数値データをインプットすればOKです。

 

▶フォントを調整する

ネットワークの色などのフォントの設定は書式タブから変更できます。

 

以上です。

まだ全貌は把握しきれていないので、随時記事更新していければなと考えています。

 

You Tubeにも動画アップしました。

合わせて参考にしてみて下さい!

 

 

ソフ蔵

ソフ蔵

IT企業でデータ分析や分析基盤構築に携わってます。
主にPower BIの使い方やデータ分析のノウハウを伝えてます。
データを使って世の中やビジネスを可視化したり、データ駆動型の組織作りの支援をしています。

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