Power BIレポートが閲覧できない原因と解決策! アクセス権の変更方法

こんにちは。蔵(ぞう)です。
「共有されたPower BIレポートが閲覧できない!」というのは、Power BIあるあるの1つです。
今回は、レポートが閲覧できない主な理由と、その解決策について共有したいと思います。
共有されたレポートが閲覧できない理由と解決策
要因は大きく分けると、下記2点のケースがほとんどです。
①ライセンスがFree版
Power BIレポートを他者からの共有を受ける場合、Pro版(有料)が必要。
Free版で閲覧しようとすると、下図のようなエラーが表示される。
⇒このケースでは、有料のPro版にアップグレードすれば解決します。ちなみに60日の無料トライアル版もあるので、試してみてほしい。
②アクセス許可の設定
実はレポートを共有する際、レポートを共有する側、すなわちレポート管理者は、レポートへのアクセス権を設定できます。
セキュリティ上、レポートを見てもOKな人と、NGな人を分けられるわけです。
例えば、会社の財務情報なんかは、ID持っている全社員に見られたらまずい情報ので、アクセス制御することがほとんどです。
下図のようなエラーが出たら、アクセス権が付与されていないということになります。
⇒このケースでは、レポートの管理者(共有してきた人)に、アクセス権を付与してもらえないか連絡してみましょう!
レポート管理者側の作業
②のケースでは、レポートの管理者が、アクセス権を付与する必要があります。
これは実は色々なやり方があるので、あくまで一例ですが、下記にてその方法を紹介します。
1.アクセス許可の管理
共有したいレポートにアクセスします。
左上にある「ファイル」をクリックして、対象レポートの「アクセス許可の管理」をクリックします。
2.ユーザーの追加
ここからは幾つかアクセス権を設定する方法があるのですが、下記では「ユーザーに直接アクセス権を付与する」方法を紹介します。
「直接アクセス」のタブをクリックして、「ユーザーの追加」を選択します。
3.付与する権限を設定する
虫眼鏡の検索バーに「共有したい人のメールアドレスや名前」を入力します。
そして、下図のように、付与するアクセス権の設定をチェックマークで行います。
自分は、あまり好き勝手にレポートを共有されたり、流用して欲しくないので、下記のように上2つのチェックボックスを外しています。
最後に、「アクセスの付与」ボタンを押します。
4.完了
再度レポートが見られるかどうか確認してみましょう!
アクセス権が問題なら、恐らくレポートが閲覧できるようになっていると思います。
いかがでしたでしょうか?
Power BIはライセンス形態が少し複雑な部分もあり、また新しいライセンスが登場したりするので、混乱する部分もあります。
現状では、上2つが原因のケースが多いですが。
参考にしてみて下さい!
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