Power BIコンサルタントに求められる必須スキル

Power BIを仕事にしようとした時に、大きく2つの方向性があると考えています。

1つは依頼者の要件に応じて請負型でレポートを開発するレポート開発担当者。もう一方が、Power BIを使って事業の課題を分析し解決を導くコンサルタントです。

その大きな違いはユーザーとの距離だと考えていて、後者の方は上流のよりユーザーに近い場所で仕事をしているイメージです。

そして両者は仕事の性質がかなり異なるので、どちらを志向するかで求められるスキルも異なってくるかと考えます。

そこで本記事では、まずはPower BIを使ってコンサルタントとしてキャリアアップする方法を紹介させて頂きたいと思います。

 

1.課題解決力

そもそもコンサルタントは企業が抱える課題を細分化し問題解決に導くことが仕事です。

そのため、コンサルタントにはPower BIのレポートを開発する力もさることながら、現状把握~課題の発見と原因分析~解決策導出の課題解決全体をリードていくことが求められ、そのためにも基礎的な課題解決フレームワークはしっかり理解しておく必要があると考えます。

2.データベース知識

BIコンサルタントとして働くとなると、当然様々な業界や部門における分析依頼に対応していくことも求められますが、対象となる企業・部門が異なれば利用しているデータベースも異なる場合がほとんどです。

例えば、経理部門であれば会計システムを使っていますし、物流部門であれば物流システムを使います。サービス業と製造業といった業態の違いによってもシステムは異なってきます。

そのため、Power BIコンサルタントには、システムやデータベースに関する幅広い知識が必要とされますし、各システムから生成されたデータをPower BIで分析できる形にデータを成型する力なんかも必要となってきます。

企業によっては自前で開発したオリジナルのシステムを使っていたり、人手でデータを作るといったイレギュラーなケースも有り得ます。

そうしたデータを効率良く加工するために、データベース操作言語である『SQL』をオンライン動画で学んだり、最近話題のビッグデータ操作言語である『Hadoop』を学びデータベース操作の理解を深めておいた方がいいと考えます。

3.質問力

くどいようですが、コンサルタントは課題を解決することが仕事です。

ですので、Power BIレポートを作るだけでなく、Power BIレポートをきっかけとして現場に入り込み、現場担当者と会話しながらデータに解釈を加えてゆき、何らかの洞察を導くことが求められます。

「何故今月は事業パフォーマンスが低下したのか」、「何故今月は売上に占める商品の割合が変わったのか」等、Power BIコンサルタントには現場で起こっていることをいかに引き出していくかが重要なので、状況に合った的を得た質問をして、ビジネスを紐解いていくことが必要だと考えます。

 

以上です。

 

 

 

ソフ蔵

ソフ蔵

IT企業でデータ分析や分析基盤構築に携わってます。
主にPower BIの使い方やデータ分析のノウハウを伝えてます。
データを使って世の中やビジネスを可視化したり、データ駆動型の組織作りの支援をしています。

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