Power BI Tips マトリックスの空白を0で埋める方法

前回の記事『Power BI Tips マトリックスで空白値含めて全ての値を表示したい』の続きです。
前回はデータ欠損部を空白として表示させる方法を紹介しましたが、今回は空白部を0で埋める方法の紹介です。
下図はPower BIマトリックスビジュアルに列、行、値をインプットして表示させた状態です。
サンプルデータとして持っている月別×製品別の売上高をマトリックスで表示させています。
ところどころ売上がない月・製品があるので、そこはデータ欠損部として空白が表示されています。
一方、空白(Blank)をそのまま表示させるのは、少々機械的な印象を与えるので、
この空白部分は「0」だよ~と明確に表示させたいと思います。
色々やり方はあると思いますが、一番手っ取り早いのは下記のDAX関数を書く方法です。
Sales_0 = CALCULATE(SUM(Sales[Sales]))+0
Calculate関数で売上部分をSum関数で合算し、
+0を付けることで空白部を強制的に0表示させるという仕組みです。
※若干強引な気はしますが、やり方としては一番わかりやすいかなと思います。
下図が結果です。
空白部が0埋めされていることが確認できます。
以上です。
マトリックスはユーザーうけがいいので利用機会が多いです。
ちょっとした機能ですが、参考にしてみてください。
You Tubeの解説動画も作ってみましたので合わせて参考にしてください。
https://youtu.be/rPBnZ-DlE8o
コメントを残す