Power BIから別サイトに飛ばす! ハイパーリンクを設定する方法

下図はPower BIレポート集の「日系銘柄の売上高成長率」レポートです。

レポート内の赤丸部分のYou Tubeアイコンをクリックすると、私のYou Tubeチャンネルに飛ぶようになっています。

今回はこのように、Power BIレポート内の画像にハイパーリンクを設定し、該当部分をクリックすると外部ページに飛ばせす方法を共有したいと思います。

 

 

画像にハイパーリンクを設定する方法

下図がPower BIレポート内の画像にハイパーリンクを設定する方法です。

 

1.データを作る

まず、下図が今回利用したデータです。

 

・列「URL」が、画像の保存先のURLです。

自分は無料のOne Driveを使っていますが、One Driveの場合はURLの作り方でちょっとコツが必要なので、詳細はこちらの記事をご覧ください。

画像の格納先は、他にもSharepoint等、色々利用可能です。

 

・そして、「Action URL」に、遷移先のURLを記述するという形です。

 

私は、他のレポートでも使えるようデータを集約していて、全部で8行ありますね。

そのせいでちょっとわかりずらくなっているのですが、今回使うのは、一番下8番目の「You Tube EN」です。

後からフィルター機能を使って、絞り込んでいくので、気にしないでください。

 

 

2.ビジュアルのインストール

今回は「Imageby CloudScope」というビジュアルを使って進めます。

こちらはPower BIに標準実装されていないビジュアルなので、外部から別途インストールする必要があります。

 

インストール方法は下記です。

①ビジュアルの「…」をクリック

②その他のビジュアルの取得をクリック

③検索ボックスにImage by Cloudscopeと入力

 

 

 

 

3.データをドラッグ&ドロップ

ビジュアルがインポートできたら、アイコンをクリックします。

その後、

④ビジュアルをレポート内の任意の部分に配置する

➄データをドラッグ&ドロップ

-Image URL:画像の保存先のURL

-Action URL:飛ばしたいページのURL

 

 

なお、自分のデータは8つありますので、

下図のように該当の画像ファイルが表示されるようフィルターで制御しています。

 

 

テーブルにハイパーリンクを設定する方法

上記はは画像をクリックすることで、別サイトに飛ばす設定を進めましたが、シンプルにテーブルビジュアルにURLを設定するやり方もあります。

こんな感じです。

テーブルのAction URLをクリックすると、指定したURLに飛ばすことができます。

 

ただこの場合、URLのデータに関しては、データフォーマットを「Web URL」に変更する必要があるので設定してみて下さい。

 

またフォントの部分の「URLアイコン」をONにすると、下図のようにコンパクトにも出来ます。

 

レポートから直接ページにアクセスできると、情報の広がりが出てきますよね。

例えば、営業向けレポートを作成している場合、顧客毎の企業サイトにレポートから直接遷移できると便利です。

データの作り込みが少し大変ですが、試してみて下さい!

では!

 

 

ソフ蔵

ソフ蔵

IT企業でデータ分析や分析基盤構築に携わってます。
主にPower BIの使い方やデータ分析のノウハウを伝えてます。
データを使って世の中やビジネスを可視化したり、データ駆動型の組織作りの支援をしています。

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