Power BIでExcelデータをインポートする方法
Power BIは「データ」を可視化して分析するツールですので、Power BIを始める時にはまずは何らかのデータを読み込みます。これをデータソースのインポートと言ったりしますが、Power BIを始める上では間違いなく避けては通れないプロセスです。
そして下記の通りPower BIには多種多様なデータソースをインポートすることが可能となっているのですが、その中でも業種業態や職種を問わず使われるメジャーなソースだと思われるのが「Excel(エクセル)」ではないでしょうか。
こちらの記事では、Power BIを使う上で最も基礎的なデータをインポートする手順を紹介しようと思います。
※Power BIにインポートできるデータソースはMicrosoftの公式サイト上に掲載されていて、SAP等の基幹システムから直接インポートする方法もあるので参考にしてにて下さい。
ちなみに下図は当方作成のPower BIの学習方法(初級編)ですが、その中のStep3:実際にデータをインポートするにあたります。これからPower BIを始めようと考えている方は参考にしてみてください。
Contents
Excelをインポートする方法
下記がExcelデータをPower BIにインポートする方法です。
1.Power BIを起動
まずはPCでPower BI Desktopを起動します。
2.メニューバーから「データを取得」をクリック
3.データソースのExcelを選択する
「データを取得」をクリックすると、下画面のようにデータソースを選択できるタブが表示されます。
今回はExcelデータなので、「Excel」クリックします。
4.インポートするファイルを選択する
データソースの選択タブでExcelを選択すると、下図のようにエクスプローラーが表示されます。
今回Power BIにインポートしたいExcelファイルをダブルクリックするか、「開く」を選択します。
5.インポートするSheetを選択する
Excelファイルを選択すると、下図のように「ナビゲーター」が開きます。
画面左側のメニューからインポートしたいSheetにチェックマークを付けて、「読み込み」をクリックします。
6.Power BIの「データタブ」でデータを確認
読み込みをクリックするとデータのインポートが始まります。
インポートが完了したら、Power BIの左側に縦に並んでいるアイコンの真ん中のデータタブを選択し、データを確認します。
データのインポートは以上です。
複数のデータをインポートする時は、別途「リレーションを構築」したりします。
なお他のデータソースに関しても基本的には同じ流れですが、データソースの違いによって画面の進み方が異なります。
当サイトでも、Power BIにGoogle Analyticsのデータをインポートする方法や、Power BIレポートをSharePointで共有する方法など紹介していますので参考にしてみて下さい。
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