Power BIで累積値・累計を集計する方法

Power BI Desktopを使って売上高を積み上げで集計するDAX関数の構文です。

Power BIレポートのテンプレート集の売上分析レポートの「累積売上金額」でも利用しています。

DAX関数を利用して計算しますので、Power BIのDAX関数とは何か、なぜ学ぶのか等を参考にしつつ一度実際に体験してみて下さい。

※こちらは2019年11月15日に初版投稿後、2020年8月に内容を修正し再公開致しました。

 

DAX関数の構文

以下構文例です。

累積売上金額=CALCULATE(‘テーブル'[合計売上金額], DATESYTD(‘Date Data'[日付])

・「Calculate」関数を使って合計売上金額に対して「日付」でフィルタリングしています。

・引数で利用している「合計売上金額」は別途Sum関数で集計しておく必要があります。

・フィルタリングでは「DATESYTD」関数を利用して、年初来のデータに絞り込んでいます。

・「YTD」に代わりに「MTD」を使って「DATESMTD」とすれば月間での累積売上金額を計算できます。

以上。

 

実際には、上図のような積み上げ折れ線グラフを作るにはIF関数を使って、日付マスタの日付の情報を当日以降は表示させないように制御するといった一手間が必要です。

また、合計売上金額のところを前年度の売上金額に置き換えると、前年度との対比が可能となりますのでこれも便利かなと思います。

 

 

ソフ蔵

ソフ蔵

IT企業でデータ分析や分析基盤構築に携わってます。
主にPower BIの使い方やデータ分析のノウハウを伝えてます。
データを使って世の中やビジネスを可視化したり、データ駆動型の組織作りの支援をしています。

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